筑後市で2番目に古いお寺、建立は延暦22年(803年)と寺伝にある天台宗 有水山『坂東寺(ばんどうじ)』に奉拝して来ました!!

 

ちなみに、1番古いお寺は筑後市津島にある『光明寺』と言われてます。
以前レポートしていますので、あわせてご覧下さい。

 

坂東寺は筑後市熊野にあり、今年初め1月4日「鬼の修正会」が行われる熊野神社の程近くになります。
そちらのレポートもありますので見て下さいね!

 

坂東寺の山門には、慶長15年(1610年)筑後領主田中吉政が寄進したという仁王像があります。

長い歴史の途中で何度か修復されたであろう仁王像には目を奪われます。

山門を抜け境内に入ると、両サイドには石造の五重塔があります。

左側の五重塔の塔は、貞永元年(1232年)に建てたれた塔で福岡県重要文化財になっております。

貞永の塔(福岡県重要文化財)

右側の塔も、昔は同型で建ってたのですが、江戸中期天保3年(1832年)久留米藩主第9代藩主有馬頼徳公が収集し片方だけになったと言われてます。

天保の塔

その後、貞永の塔だけの1塔になってしまったので、夜中に「シクシクシクシク」と鳴きすする音が聞こえ続けたとの事(石鳴き塔と言われてます)。

 

貞永の塔が1塔になったから鳴いてるのだろうとの話になり、新しく同じ同型の塔を建てたら鳴き止んだとの話を住職さんにお話を教えて頂きました。

 

境内の先に進むと本堂があります。

もっと古いお寺をイメージしていましたが、新しく立て直された本堂だそうです。

 

〜坂東寺とは〜

桓武天皇の勅願寺として伝教大師最澄が開基。
遣唐使の一員として入唐する時に、坂東寺で道中の安穏を祈願し、17日間の参籠(さんろう)をしたと伝えてられる。
当時は七百七十町の広川荘の中に、広大な荘園を寺領として与えられる。
時は流れ、久安2年(1146年)に紀州の熊野三神を勧請し、神仏混合の寺院となり栄えます。
1333年には、僧侶と僧兵が合戦となり寺は焼失。
1348年には再建され、その後は、さまざまな戦での陣に使われるなど栄枯盛衰を繰り返し「衰えればその度に不死鳥のごとくよみがえる」と言葉が残る程のお寺に。
明治維新となり廃仏毀釈(はいぶつきしゃく)により廃寺と決まったが、明治12年(1879年)に坂東寺末寺の元普明院の和尚たちの奔走により再興された。

阿弥陀如来

本堂の本尊は阿弥陀如来、右側に祀られるのは千手観音。筑後三十三箇所観音霊場第二十二番札所の本尊。

千手観音菩薩

本尊の右の部屋では、毎月28日に不動明王護摩祈祷法要が行われています。

 

護摩とは、供物を火を投げ入れ祈願し(焼施)、願主の目的に応じて息災(災いを除く)、増益(幸せを増す)、敬愛(和合・親睦あるいは異性や上位者からの愛顧を獲る)祈願方法も変わります。坂東寺では主に息災法の護摩をしています。

御朱印は本堂の中にて書いて頂けます。

 

普段、本堂の扉は鍵がかかってますが、本堂より左手にある宿坊がありますので、玄関インターホンを押すと住職さんが本堂内を案内してくれます。

 

その御朱印がこちらになります。

優しい住職さんで、江戸時代に描かれた絵を見せて頂き、坂東寺や熊野神社の歴史などを教えいただきました。

筑後市の歴史を知る上では、決して欠かせない有水山 坂東寺。
皆さんも是非、歴史にふれてみてはいかがでしょうか。

今回訪れた場所

◇天台宗 有水山『坂東寺』
【住所】
〒833-0055 筑後市大字熊野1012-1
【TEL】
0942-52-6352
【駐車場】
無料駐車場あり
【ホームページ】
http://www.bandouji.jp/

 この記事の内容は2020年8月現在のものです。詳細は施設ホームページなどから最新情報をご確認ください。
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