以前、石人山古墳やこふんピア八女の記事を掲載していました。見ていない方は、こちら↓をご覧ください。

そして今回、古墳おじさんが向かった先は『岩戸山歴史文化交流館 いわいの郷』。旧資料館の老朽化により2015年11月にオープンした施設です。

 

こちらでは、隣接する岩戸山古墳や八女古墳群から出土した貴重な資料が展示されており、古代九州の大豪族『筑紫君磐井(ちくしのきみいわい)』にスポットを当てた常設展示室や歴史交流ステーションなど〝知る・交流・体験″することができます。

 

駐車場などはこちら↓の岩戸山古墳周辺マップをどうぞ。

マップを見るとわかるように、いわいの郷の西側には弥生の広場があり、そこに建てられている竪穴住居(レプリカ)の中には実際に入ることが出来ます。

弥生の広場を後にし、いわいの郷へ向かうと、入口付近では筑紫君磐井の石人と大きな八女提灯がお出迎えしてくれます。

入館の際には、新型コロナウイルス感染予防のため、受付にて氏名などを記入します。

 

中に入るとすぐにある歴史交流ステーション。こちらでは、八女市内の文化財や観光資源、各地へのアクセス情報を知ることが出来ます。

館内には、イベントホールや実習室、研修室など交流や体験ができるスペースも完備されています。

 

また、岩戸山古墳へと向かう入口もあります。もちろん古墳へも行ってきましたが、そのレポートは後日掲載したいと思います。お楽しみに!

貴重な資料や出土品が展示されている常設展示室にも無料で入ることが出来ます。遠目に見てもワクワクします!

中に入るとすぐに超大型の『石盾(いしたて)』が目の前に!!これほど大きいものは珍しく、筑紫君磐井の威厳を知らしめるためだったと推測されています。

室内には、隣接する岩戸山古墳や八女古墳群から出土した土器など、貴重な資料が多数展示されています。

中央付近には重要文化財『石人・石馬』がズラリと並んでおり、まるで1500年前にタイムスリップしたかのような空間です。

武装石人(鶴見山古墳出土)国指定重要文化財

武装石人頭部・石馬(岩戸山古墳

石楯(岩戸山古墳出土)国指定重要文化財

筑紫君磐井はどのような人物だったのか分からない方も多いかと思いますが、こちらでは、プロジェクターで筑紫君磐井の半生がダイジェストに放映されています。

 

これを見れば一目瞭然です。

筑紫君磐井に関連する石人・石馬・古墳

筑紫君磐井の祖父の墓ではないかと言われている5世紀前半代に築かれた巨大な前方後円墳『石人山古墳』、そして、筑紫君一族が歴史の表舞台に立ち、絶頂期を迎えた磐井は自分の墓として築いた『岩戸山古墳』。

大半の古墳では、土で出来た埴輪(はにわ)を並べたのに対し、筑紫君一族はあえてそれを取り入れず、地元の石で作った『石人・石馬』を立て並べました。(広川町の石人山古墳に立つ『武装石人』はその最初の頃の石人です)

石人や石馬を立て並べた一番の理由は、ヤマト王権とは全く異なる立場を埴輪と石人で表現し、王権からの独立を目に見える形で表現したかったからなのです。

土製の埴輪は10数年位で壊れてしまいますが、石人・石馬は石で出来ているため100年位経っても壊れません。ここにも、一族の思いの強さが出ているようです。

ヤマト朝廷に敗北した「磐井の乱」の後、ヤマトから来た兵は、怒りゆえか恐れゆえか石人たちを叩き壊したそうです。その後は、ひっそりと古墳内部の石室で、装飾壁画が花開いていきます。独自性を持つことをやめなかった先人。磐井一族の誇り高き心が伝わってくるようです。

これまで八女地区の古墳をレポートしてきました。岩戸山古墳〜八女古墳群と多数分布していますが、八女古墳群で最も新しい童男山古墳(どうなんざんこふん)には行っていないので、まだまだ古墳を巡る旅は終わりません。

 

これからも筑後いこい編集部では古墳の歴史を追っていこうと思います。

 

九州古代文化のシンボル的な存在である石人・石馬。郷土の英雄〝筑紫君磐井(ちくしのきみいわい)″の歴史を見ることの出来る施設は、全国でもここ「岩戸山歴史分流館 いわいの郷」だけです。

 

皆さんもぜひ古代へタイムスリップしてみませんか!

岩戸山歴史文化交流館 いわいの郷

【住所】
〒834-0006 八女市吉田1562-1
【営業時間】
9:00〜17:15
【TEL】
0943-24-3200
【駐車場】
普通車50台・大型バス3台
【公式ホームページ】
http://www.city.yame.fukuoka.jp/iwatoyama/

 この記事の内容は2020年10月現在のものです。詳細は施設ホームページなどから最新情報をご確認ください。

 

関連記事
この記事もどうぞ!!

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事