宮ノ陣神社の樹齢600年以上になる将軍梅を観梅して来ました!【久留米市】

久留米市の『宮ノ陣神社』の境内にある「将軍梅」。“日本三大合戦”のひとつとされる、筑後川の戦いで、後醍醐天皇の皇子・征西将軍宮懐良親王が宮ノ陣に陣をおいた祭、手植えしたという由来を持ちます。

 

この梅の木は、久留米市内で最も大きな梅の木で、樹齢600年以上と言われています。

 

そんな歴史深い宮ノ陣神社に参拝し、将軍梅を観梅してきましたのでレポートします。

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神社の場所など

宮ノ陣神社がある場所を地図で見るとこちら↓

鳥居を通り神社入り口までは車で行くことができます。

周辺の道路は道幅が狭いためご注意ください。

 

こちら↓が正面入り口です。

狛犬のお顔がぶさ可愛いので要チェック!

入口から右へ曲がるとすぐに駐車場があり、3台ほど停めることができます(無料)。

宮ノ陣神社とは

正平十四年(1359年)八月、後醍醐天皇の息子である征西将軍宮懐良親王は、菊池武光・草野永幸ら宮方の軍勢を率い、南下してきた小(少)弐頼尚をはじめとする足利方の大軍と、大保原(現在の小郡市から宮ノ陣にかけて)において、九州における雌雄をめぐり、激しい戦いをくりひろげました。
これが、日本三大合戦の一つとして有名な「大保原の合戦」(筑後川の戦い)です。
その際、征西将軍宮がこの地に陣を張られたことが「宮ノ陣」の地名の由来ともいわれています。
これらの故事にちなんで、高良神社宮司船曳鉄門が主となり、明治二十一年に神殿を創建し、後征西将軍宮懐良親王(懐良親王の甥)を祀ったのが宮ノ陣神社の始まりです。のち、同四十四年に懐良親王の霊を合祀しました。
境内には「将軍梅」という懐良親王お手植えと伝わる紅梅や、皇族お手植えの松樹があり、三月上旬頃から、遠い昔の思いを秘めて美しい紅梅が咲き誇ります。
久留米市

参道の両脇には梅が咲き誇っていて、拝殿に華を添えています。

御祭神は、良成親王と懐良親王です。

 

ということで、まずは奉拝。

拝殿と本殿

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宮ノ陣神社御朱印

神職は在中していない無人の社務所があり、拝殿の扉には「御朱印は久留米税務署前の諏訪神社にて墨書き致します。」と書いある紙が貼られていました。

 

後日、諏訪神社でいただいた御朱印がこちら↓

広い境内には

境内は宮ノ陣公園と一緒になっており、本殿の裏では子ども達が遊具で遊んでいました。

大正天皇が皇太子の時に御手植えされた松もあります。

遊歩道では約100本の梅の木を楽しむ事ができます。

そして、境内の中央には一辺9.4メートルの正方形の石囲いの中に、懐良親王が手植えされたとされる紅梅「将軍梅」があります。

久留米市指定天然記念物「将軍梅」とは

正平十四年(一三五九年)の夏、征西将軍宮懐良親王を奉じた菊池武光らがこの地に陣を敷いた。親王は、念持仏である阿弥陀仏像をここに安置し、手向けに一株の紅梅をお手植えになり、百万遍の仏名を唱えられたとされている。
対する少弐頼尚は味坂(小郡市)に滞陣した。八月六、七日、両軍は入り乱れての血戦を交えた。これが有名な大保原の合戦である。
戦いに加わり戦死した兵士は数千に及ぶといわれる。菊池武光の弟武邦は追慕のあまり出家して、この梅樹のほとりに庵を結び、親王の念持仏に戦死者の冥福を祈ったという。これが側の遍万寺である。
星露を重ねて、親王が手向けられた紅梅は老樹となり里人の語り草となって、この老梅樹を人々は「将軍梅」と呼ぶようになったのである。
久留米市

将軍梅を真横から撮影してみました。

真ん中の老樹の2本と少しずれて1本あるのが親木の将軍梅です。

 

ほとんど枯死している状況で、数カ所の枝先だけに蕾が残っていました。

 

その老樹からひこばえで広がった梅の木が、親木を守るかのように四方に4本あります。

「将軍梅 梅祭り」は今年も中止

遅咲きの将軍梅の開花に合わせて3月20日(土)に行われる予定だった「将軍梅 梅祭り」は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、2021年も中止となりました。

法龍山 遍万寺(へんまんじ)

宮ノ陣神社の境内から東方向には、木造2階建ての山門が隣接していて遍万寺の境内へと行くことができます。

遍万寺本堂

将軍梅の説明にもあったように、遍万寺は菊池武光の弟である武邦が出家して、この梅樹のほとりに庵を結んだのが始まりとされています。

 

本堂の脇には「筑後川合戦之碑」が建てられていました。

最後に

宮ノ陣神社で観梅を楽しんでいたところ、世話人さんがいらして将軍梅の話などを色々と伺うことができました。

 

「将軍梅も私たちも世代交代の時期がきていますね~」としみじみ語る姿がとても印象的でした。

 

皆さんもぜひ、久留米市内で最大級の梅の木である「将軍梅」を観て歴史を感じてみてはいかがでしょうか。

宮の陣神社

【住所】
〒839-0801 久留米市宮ノ陣5-12-1
【駐車場】
3台あり(無料)
【見ごろ】
2月~3月初旬頃(将軍梅は3月初旬)
【開花情報】
https://welcome-kurume.com/season/season_03.html
 この記事の内容は2021年2月23日現在のものです。詳細は施設ホームページなどから最新情報をご確認ください。

 

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