
串に鳥皮をぐるぐる巻いた焼き鳥を知ってますか?
筑後地区ではあまり見かけませんが、福岡市内などではとても人気がある一品。これを1人10本以上食べるなんてことが当たり前なのです。
テレビなどでも取り上げられているのでご存知の方も多いかもしれないですね。
そして、そんな鳥皮ぐるぐる巻きを出してくれるお店が筑後にあるのです!
その名は「炙焼 落武者」!!
場所は、筑後市の有名スポット「恋木神社」から車で2~3分のところ。水田中町の信号をみやま市方面へ抜ける道路沿いにあります。
一年ほど前にオープンしたこちらのお店は、「広島お好み焼き おたふく」という店があった跡地にあるテイクアウト専門の焼き鳥屋さんです。
お店の存在は知っていましたが、まさか鳥皮ぐるぐる巻きを出しているとはまったく知らず、筑後いこいTwitterのフォロワーさん情報で知ることが出来ました。丁寧に教えていただきまして本当にありがとうございました。
ということで、気になったので早速行ってきました!
今回は試しに鳥皮ぐるぐる巻きのみ15本を電話で注文。お店の方は電話の対応もしゃべり方も優しいおじさんって感じの人。そして、1本60円と聞いたものの、間違いじゃないの?と思い確認してみると、ホントに1本60円(税込)だと!
※2021年6月現在、1本90円に値上げされています
このご時世になんともありがたい限りです。
今は混んでないからすぐに準備できるということだったので、電話を切りすぐにお店へ。
店舗前にある駐車場へ車を停め「こんにちは~注文してました~」って行くと、電話のとおり感じの良いおじさんが登場!!すぐに用意してくれ「はい900円ですね~」とお金を渡し、ついでに色々と話を聞いてきました。
店主は、40年ほど前に博多独自のぐるぐる巻いたとりかわ串の発祥の店「焼き鳥権兵衛」で働いていましたが、その後、静岡に行き、まったく別の仕事をしていたそうです。
そして、定年を機に地元筑後に帰ってきて、自分が昔作っていた鳥皮ぐるぐる巻きが流行っていることを知りお店を始めたということです。
若い頃に叩き込まれた作り方は、40年経った今でもしっかり体が覚えているといいます。
そんな鳥皮がこちら↓
オリジナルの甘さ控えめのタレがしっかりと染み込み、首の皮だけを使った柔らかいそれは、10本くらい軽くいけちゃう代物!
まさに「昔取った杵柄」!若いころに身につけた技能は忘れないものですね~。
もちろん鳥皮だけではなく他のメニューもあります。
※価格は2020年7月現在のものです。
- 落武者の首皮 60円
(ぐるぐる巻きの鳥皮) - 砂ずり 80円(70円)
- つくねダンゴ 90円(80円)
※子ども値段70円 - たかなの焼おにぎり 100円(90円)
- ポークウインナー 110円(100円)
※子ども値段90円 - 豚バラ 120円(110円)
- 手羽先 130円(120円)
()内は前日予約割の料金
値段が安いから外国産?と思うかもしれませんが、そこは違います!
すべて宮崎産もしくは鹿児島産を使用されています。
さらに、前日予約すると鳥皮を除く全品10円引きという太っ腹なサービス!!
もともと安いのにホント申し訳なくなります。
ちなみに、焼き鳥を買うと酢醤油キャベツが付いくる嬉しいサービスも。
営業時間については、平日は昼間に別の仕事をされているため16時59分頃~19時頃まで。土日祝は都合で開店し、閉店は19時頃。しかし、予約すると出来る限り希望の時間に合わせていただけるそうです。
炙焼 落武者
【住所】
〒833-0027 筑後市水田1456-3
【営業時間】
平日16:59頃~19:00頃
土日祝 開店してたらいつでも~19:00頃
※予約により出来るだけ時間にあわせてもらえます。
【TEL】
0942-52-8521
【定休日】
月・火曜日
【駐車場】
あり
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