毎年4月中旬から5月初旬にかけて開催されている「八女黒木大藤まつり」が、新型コロナウイルス感染症感染拡大防止のため、今年は開催中止されることとなりました。
黒木大藤は、1395年、後征西将軍良成親王のお手植えと伝えられ、幾多の戦と大火に見舞われながらも、樹齢600年以上を数える今でも力強く、また、たくましく生き続ける長寿の藤として全国に知られるようになり、国の天然記念物に指定されています。
黒木の大藤がある素盞嗚神社には、約3,000平方メートルもの広大な藤棚が広がっており、毎年4月中旬ごろに開花し、1メートルを超える紫色の花房を垂下させます。
期間中は全国から約20万人もの人が訪れていた一大イベントでした。