福岡県筑後市久富で福岡県の無形民俗文化財に指定されている奇祭「久富盆綱引き」が縮小で3年ぶりに開催されます。
筑後市観光協会の公式ホームページによると、2022年8月14日(日)に開催される「久富盆綱引き」は、寛永18、19(1641、1642)年の大凶作によって、飢えや病気による死者が続出した際、特に子どもの死者が多く、不幸にして成仏できずに死んだ気の毒な亡者の霊を供養するために寛永20(1643)年から始めらたと言われています。
当日は、子供たちが全身に炭を塗って、腰にはワラミノ、頭には角に見立てた縄を巻いて黒鬼となり、直径約30センチ、長さ約20メートルの大綱を引いて地区内を練り歩きます。
通常であれば1時間半程度練り歩きますが、今回は縮小のため30分程度だということです。
久富盆綱引き
※記事内の情報は2022年8月17日時点のものです。
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