みやま市「幸若舞」上演 戦国大名が好んだ現存する国内唯一の民俗文化財
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福岡県みやま市瀬高町の大江天満神社で、五穀豊穣を祈り毎年1月20日に奉納される「幸若舞(こうわかまい)」が上演されます。

 

みやま市ホームページによると、2025年1月20日(月)に奉納される「幸若舞」は、公式には「大頭流幸若舞(だいがしらりゅうこうわかまい)」と言い、能や歌舞伎の原型とも言われており、約700年の歴史を持つ今日に伝存する唯一の幸若舞として、日本芸能史の上でも極めて高く評価されています。

 

「幸若舞」は幸若舞は室町時代に発祥し、戦国大名に庇護され、特に織田信長をはじめ豊臣秀吉・徳川家康など、時の権力者に好まれました。幕末になると、時代の流れや趣味の変化などにつれて次第に衰え、発祥地の福井県丹生郡朝日町(現越前町)でも明治維新後に絶えましたが、みやま市の瀬高町大江地区では、「大江のめえ」とよばれて国内で唯一、昔の姿をそのままに伝えられています。

 

五穀豊穣を祈って奉納される幸若舞。700年以上の歴史をもつ民俗芸能をぜひご覧になってみませんか!

幸若舞の曲目

【濱出(はまいで)】
別名を「蓬莱山」とも言い、祝言曲とされている。山を切り開き、沼地を埋め立て、一番高いところに源氏の氏神正八幡をまつり、鎌倉幕府の礎が出来たことを祝ったもの。
上演者:小学 4・5年生(4名)
上演予定時刻:12時~12時25分
【日本記(にほんぎ)】
古事記・日本書紀から引用され、作詞されたもの。いざなぎ・いざなみの尊の国産みの神話を、仏教の世界観から大日如来を中心としたマンダラにたとえ、日本国の成り立ちを説明した物語。
上演者:小学6年生(3名)
上演予定時刻:12時30分~12時55分
【日本記(にほんぎ)】
上演者:小学6年生(3名)
上演予定時刻:13時~13時20分
【八島(やしま)】
奥州落ちの途中、陸奥国信夫の佐藤庄司の館では、佐藤継信・忠信の母の尼公が山伏接待を行い、義経はこの接待を受けるが、身の上をかくして弁慶に継信・忠信兄弟の最後を語らせる。尼公は兄弟の華々しい戦死のさまに感涙する。
上演者:成人(3名)
上演予定時刻:13時30分~13時55分
【安 宅(下)(あたか)】
歌舞伎「勧進帳」「安宅の関」の名で、一般にもよく知られている場面である。鎌倉殿の追及から逃れ、京を追われた義経主従は山伏に身をやつし、奥州へと落ち延びていく。現在の石川県にある安宅の関の一場面。
上演者:成人(3名)
上演予定時刻:14時05分~14時40分
【夜討曽我(上)(ようちそが)】
曽我物語を題材とした曽我十郎祐成・五郎時致兄弟の仇討ち物語で、工藤祐経を父の仇と狙う曽我兄弟の富士の狩場での一幕。二人が夜討ちの指南を受けた秩父殿らから、おざっしょう(もてなすための酒や食物)をいただき、それを喜んで意気盛んになった様子を語ったもの。
上演者:成人(3名)
上演予定時刻:14時50分~15時25分

幸若舞

幸若舞の日程と会場

  • 行事名:幸若舞
  • 日程:2025年1月20日(月)
  • 時間:【開会式】11時30分~【上演】12時~
  • 料金:入場無料
  • 会場:大江天満神社幸若舞堂
  • 住所:〒835-0019 福岡県みやま市瀬高町大江1448
  • 問合せ:みやま市教育委員会社会教育課市史文化財係 TEL0944-32-9183
  • アクセス

みやま市ホームページ

 

※記事内の情報は、2025年1月14日時点のものです。

 

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