2024年7月27日(土)~8月18日(日)の期間、福岡県筑後市津島にある九州芸文館で、筑後市市制70 周年・船小屋鉱泉開湯200周年記念として「船小屋今昔物語」が開催されます。
九州芸文館近くに昔からある船小屋鉱泉場は、わき水が噴出していてこの上を飛ぶスズメがよく落ちていたことから「雀地獄」と呼ばれていましたが、効能が良いとわかり近隣住民が湯治客として訪れるようになり、船小屋温泉が始まったとされています。
明治19年分析の結果含有量日本一の含鉄炭酸泉であることがわかり、その後、日ロ戦争中、船小屋は陸軍の転地保養所に指定され、多くの療養者や家族も訪れ船小屋一帯は大盛況となります。また、多くの文人にも愛され夏目漱石も家族で訪れています。
さらに昭和天皇、秩父宮殿下の訪問もあるなど、全国に船小屋の名を広めることとなりました。
「船小屋今昔物語」では、こうした船小屋の当時の栄華が見て取れる貴重な写真や、資料が展示されるというこです。
船小屋今昔物語の内容など
船小屋今昔物語の基本情報
- 日程:2024年7月27日(土)~8月18日(日) ※7/29、8/5、8/13休館
- 時間:9時~21時
- 料金:観覧無料
- 会場:九州芸文館 エントランスギャラリー
- 住所:〒833-0015 福岡県筑後市津島1131
- 駐車場:あり
- 主催:ちくごJR芸術の郷事業団(九州芸文館)
- 関連リンク:九州芸文館公式ホームページ
- アクセス
※記事内の情報は2024年7月23日時点のものです。
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