「味処ひょうたん」。筑後市西牟田にひっそりと佇むこの店は、魚料理をメインに提供しており、その魚介類は店主が毎朝市場へ行って目利きして仕入れる。
さらに、新鮮な魚介は注文が入ってから調理するというこだわりは、まさに職人魂。
今回は、旬菜旬魚居酒屋「味処ひょうたん」の魅力に迫る。
店の場所と外観
店はマミーズ西牟田店の西側にあるが、細い路地を入り込んだところにあるため少々わかりづらい。
地図で見るとココ↓
少し前に新調した店の前の看板が目印。
駐車場は店の前にあり、10台くらいは停められる。
店から歩いて行ける距離には、以前紹介したラーメン屋さんの「なかむら亭」があるので、〆にラーメンという選択肢もあり。
個室中心の店内
外観は、家のような造りで居酒屋か小料理屋に見えるが、扉を開けるとちょっとした料亭を思わせる雰囲気で、そのギャップにビックリする。
カウンター席はいかにも常連さんが座る場所という雰囲気を醸し出している。座敷席はすべて可動式となっているため、人数にあわせた個室になる。
魚料理中心のメニュー
魚料理を中心としたメニューは、刺身や煮付け、焼きや天ぷらなど豊富だ。
また、阿蘇あか牛を使った肉料理や一品料理、ご飯物なども揃っている。
飲み物は、ビールや日本酒、焼酎やカクテルをはじめ、
ワインも揃えられている。
刺身はもちろん外せない一品だが、お好みか盛合わせにしてもらうか悩む。他にも何をチョイスすべきか.....。
料理と店主のこだわり
注文してからほどなくして運ばれてきたのは刺身の盛り合わせ。
天然マグロ(中トロ)、天然ヒラメ、天然アラ、しまあじ、ウニ、ほたて、車エビ、あじがキレイに並べられており、どれから手を付けるものか悩む。
ウニから食べると、甘みがすごく、臭みがまったくない。中トロは見た目のまま口の中に入れると体温で溶けていく。ヒラメ、アラ、しまあじはほどよい食感に甘みと旨みがすごい。どれをとっても最高だ。
さらに、注目すべき点は刺身のツマ、大根の千切りだ。
気づきにくい点だが、スライサーや機械で切っている店がほとんどのなか、こちらは手切りだ。
手で切ると、見た目も違うが、味もまったく違って美味しい。店の方に尋ねると「お店なので当たり前のことです」と笑顔で返答された。細かいところまで手を抜かない姿勢が素晴らしい。
続いてカキフライ。クセがなく旨みがすごい。
天ぷらはもちろん揚げたて。美味しくないわけがない。
阿蘇あか牛の牛カツは、さっぱりした赤身がいくらでも食べれそうだ。
おにぎりは米が美味しい。契約農家から仕入れる米をガス火で炊くスタイル。
決して安くはない店だが、それ相応の料理なので満足できる。
手頃な会席コースなどもあるので、様々なシーンに利用できるお店だ。
味処ひょうたん
〒833-0053 筑後市西牟田4322-1
【営業時間】
17:00~22:00
【定休日】
月曜日
【TEL】
0942-54-1680
【駐車場】
あり