久々に大川市へ向かったので、前から気になっていた「マル幸ラーメン(まるこう)」に行ってきました!
以前ご紹介した大川市榎津にある来々軒と、市内で一二を争うほど昭和レトロ感のあるこちらの店は、佐賀県基山町にある人気店「丸幸ラーメン」の唯一の暖簾分けです。
それでは、さっそく豚骨臭漂う老舗マル幸ラーメンを食レポします!
入店に勇気がいるほど年季が入った店舗
お店がある場所を地図で見るとココ↓
外回りを改装中なのか足場が組まれていました。
駐車場は店の隣に5台ほど停めれる砂利の敷かれたスペースがあります。※多少段差のある所がありますのでご注意ください。
豚骨臭が漂う昭和レトロ感ある店内
年季の入った暖簾をくぐっていざ入店!
L字のカウンター5席と小上がりのテーブル席が1つだけのこじんまりとした店内です。
入店したのは13時頃。ほどよくお客さんが入っており50年ほど続く老舗店の人気がうかがえます。
メニュー
それではメニューのご紹介。
・特製ラーメン 600円
・満腹ラーメン 600円
・チャーシュウメン 700円
・満腹チャーシュウメン 750円
・めし 150円
・焼豚 500円
※替え玉はありません。
※全て税込の価格になります。
値段は30年ほど値上げしていないそうです。そのころはまだ消費税3%だった記憶が.....。
店は夫婦で営まれており「令和になって物価も上がり大変ではないですか?」とお聞きしたところ、御年75歳のお母さんが「計算するのが大変だから変えてないよ」と、明るく応えてくれました。
さらにお話を聞いてみると、創業して約50年、定休日を設けることなく仕事好きのお父さんと一緒に頑張っているとのことでした。
休みが足りないと思っている自分が恥ずかしい.....頭があがりません。
なみなみと注がれた豚骨スープ
卓上調味料は、コショウと紅しょうがのシンプルスタイル。コショウの瓶も年季が入っています。
値段は聞き忘れましたがゆで卵も置かれています。
そうこうしているうちに、注文していた特製ラーメン(600円)の登場です!チャーシュー6枚と生卵、のり、ネギが入っています。
丼から溢れんばかりになみなみと注がれたスープが食欲をそそります。
豚骨のみでとられたスープを一口すすると、店内に漂う豚骨臭を全く感じさせない優しい味です。
やや塩味がありますが、その先にほんのりと甘みが感じられ美味しい~。
麺は中太のストレート麺。硬さは聞かれなかったのですが、丁度いい硬さで提供されました。ちなみに、替え玉はありません。大盛りを食べたい方は満腹ラーメンを注文してくださいね。
生卵が入った特製ラーメンの醍醐味、半分ほど食べ終えてから生卵を混ぜると、これがまた美味い!
厨房の奥にある木箱を見ると「末永製麺」と書かれています。筑後市羽犬塚にある末永製麺の麺を使用されているようです。
御年82歳になるお父さんが、昔ながらの平ザルでカンカンと湯切りされる姿は、年季が入った‟ラーメン職人”。
店内には、暖簾分けの際に基山町の丸幸ラーメンのオーナーからもらったという絵が今でも大事に飾られています。
クリーミーな基山町の丸幸ラーメンの味とは全く違い、長い年月で独自の味へと進化していった大川市のマル幸ラーメン。
最後まで美味しく頂きました。ご馳走さまでした!!
マル幸ラーメン
〒831-0005 大川市向島930-4
【営業時間】
11:00~13:30くらい
【定休日】
無休
【TEL】
0944-86-5673
【駐車場】
無料あり
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