大牟田市によると、2020年4月28日(火)17時10分頃、大牟田市大字草木の住宅にて、特定外来生物に指定されているアライグマ2頭が発見されました。
大牟田市内では初めての確認で、2頭はいずれも幼獣で既に捕獲されたということです。
アライグマを発見したら危険ですので近寄らず大牟田市に連絡しましょう。
アライグマについて
- 【原産地】
アライグマの原産地は、アメリカ合衆国、カナダ南部、中央アメリカ(メキシコなど)で、本来、日本には生息していない。ペット等の目的で日本に持ち込まれたが、気性の荒さなどから捨てられたり、逃げたりしたものが、野生化し、日本各地で繁殖している。 - 【特徴】
頭同長40~60cm、尾長20~40cm、体重4~10数kg。
毛色は灰色から明るい茶褐色で尾に4~10本の輪模様がある。
顔つきはタヌキ、アナグマに似ていて白色の顔に目を覆うように黒い帯と鼻から眉間にかけて黒い筋がある。
アライグマによる各種被害
- 建造物への侵入(住居に侵入して屋根裏に住み着き、糞尿をする。文化財を含む建築物を損壊する。)
- 性格がどう猛で、人が襲われる被害事例もある。
- 人獣共通感染症を含む病原体の媒介(アライグマ糞線虫、アライグマ回虫など)
- 農業被害(トウモロコシ、野菜類、果実類、コイなどの養殖魚、ニワトリなどの家畜、家畜飼料など)
- 自然環境への影響(タヌキ・キツネなど在来中型ほ乳類との競合、鳥類の営巣妨害、は虫類・両生類・昆虫・甲殻類の捕食)
アライグマを見つけたときの対応
- 危険ですのでむやみに近づかないでください。
- 大牟田市環境保全課へ通報してください。
- 問い合わせ・通報先
(平日8:30~17:15)
大牟田市役所 環境保全課 電話 0944-41-2721
(土日・祝日及び時間外)
大牟田市役所 代表電話 0944-41-2222