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さて、先日ある情報筋から「縁の下の力持ち」がいらっしゃる神社があるというネタが入りましたので、さっそく現地へ行ってきました。
その神社というのがみやま市瀬高町にある「若宮神社」。場所は道の駅みやまから歩いていけるくらいの範囲です。地図で見るとココ↓
特に大きい神社とかではなく、どこにでもあるって言ったら失礼ですが、地区の神社っていう感じです。
ていうか、縁の下の力持ちが居るとはどういうことなのか。その真相を暴いていきたいと思います。
若宮神社に着くと参道わきに民家が並んでいて途切れたところに鳥居があります。
さらに進んで行くとちっちゃな石橋があり、その奥に社殿が見えてきます。
先へ進むと両脇に狛犬が並んでおり、この辺りで左側を見てみると、
井戸の手押しポンプがあるじゃないですか!しかもこれ現役なのでギコギコやると水が出てきます。
今はなかなか見ることがないやつです。懐かしいな~。
そして社殿。両脇がトタンの壁で覆われています。
それにしても、ここまでは至ってフツーの神社だけど、よく見てみると特に梁の部分の彫刻がすごいな~。
一部虫食いみたいになってるのがもったいないけど龍がリアル。腕の良い職人さんの仕事なのでしょうね。
これも↓
それからこれも↓
建物内の上を見ると消えかけてるけど天井絵が残っていて、
壁には掛け絵もあります。
そして、そうこうしていると何だか誰かに見られているような.....
えっ.....こわっ.....
でも確かに視線を感じる.....
奥を見てみると!
誰!?
ん?
もうちょっと近づくと....
おった!このお方が縁の下の力持ちやん!!
すごいですね~この方。いつからこちらの神社をこうやって支えられているのでしょう。
目鼻口をはじめ、筋肉や指まで細かく彫られており仕事が丁寧です。
そして後ろ側に廻ってみると.....
あら、ふんどし姿!
結び目がキレイだし、やっぱり筋肉感がすごい。
それにしてもキュートなお尻だこと♡
ん?
しかし、なんだか違和感。
よく見てみると.....
ふんどしの脇からハミ出てるやん(笑)
仕事が細かいっていうか、遊び心が面白い。これを作った職人さんは方言でいうと「にやがりもん」なんでしょうね。
しかし、こんな仕事が出来る人って現在もいるのでしょうか。
こんな所でと言ったら失礼だけど、とっても良い物、古き良き日本の技術を見せていただきました。
ありがとうございました。
若宮神社
〒835-0019 福岡県みやま市瀬高町大江
駐車場
なし
※記事内の情報は2022年2月時点のものです。
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