
2025年7月26日(土)~8月17日(日)の期間、福岡県筑後市津島にある九州芸文館で「船小屋今昔物語」が開催されます。
九州芸文館の近くにある「船小屋鉱泉場」は、昔から湧き水が噴き出しており、その水の上を飛ぶスズメがよく落ちていたことから、「雀地獄(すずめじごく)」と呼ばれていました。
しかし、その鉱泉の効能が優れていることがわかり、やがて近隣の住民が湯治に訪れるようになったことで、「船小屋温泉」としての歴史が始まりました。
明治19年には成分分析の結果で、含有成分の量が日本一の「含鉄炭酸泉」であることが判明しました。その後、日露戦争中には陸軍の転地保養所に指定され、多くの療養者やその家族が訪れ、船小屋一帯は大いに賑わいました。
また、船小屋は多くの文人にも愛され、夏目漱石も家族とともに訪れています。さらに、昭和天皇や秩父宮殿下のご訪問もあり、船小屋の名は全国に広まることとなりました。
「船小屋今昔物語」では、こうした船小屋の当時の栄華が見て取れる貴重な写真や、資料が展示されます。
船小屋今昔物語の内容
船小屋今昔物語の概要
- 日程:2025年7月26日(土)~8月17日(日) ※7/28、8/4、8/12休館
- 時間:9時00分~21時00分
- 料金:観覧無料
- 会場:九州芸文館 エントランスギャラリー
- 住所:〒833-0015 福岡県筑後市津島1131
- 駐車場:あり
- 主催:ちくごJR芸術の郷事業団(九州芸文館)
- アクセス
・九州新幹線筑後船小屋駅より徒歩約1分
・JR鹿児島本線筑後船小屋駅より徒歩約1分
・西鉄筑後船小屋駅前バス停より徒歩約1分
・九州自動車道八女インターより車で約10分
・九州自動車道みやま柳川インターより車で約15分)
九州芸文館ホームページ
※記事内の情報は2025年7月24日時点のものです。詳細は公式サイト等で確認しましょう!
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