みやま市瀬高町の国道209号線沿いにある『とんかつ紅の豚』へランチに行ってきました。インパクトある‟豚の鼻”の看板が目印です。
車で1分ほどの所には、行列必至のコスパ最強の店「大力うどん」があります。
とんかつ紅の豚では、鹿児島産の高品質のブランド豚「六白黒豚」を2週間低温熟成させ、肉の旨味を最大に引き出させた豚肉を使ったとんかつが食べれます。
なお、お店ではお食事のマナーとして香水等の香りが強い方は、他のお客様へのご迷惑になるため入店をお断りされる場合があります。
お客様に美味しくとんかつの香りなど楽しんで頂きたいためとの事で、なみなみならぬこだわりです。
どんなとんかつに出会えるか、期待を膨らませいざ入店。
清潔感ある木調の店内は、カウンター6席に、2人掛けテーブル1台、4人掛けテーブルが3台あります。
壁にはおしゃれな抽象画が展示販売されていたので、代表の吉田さんにお聞きしたところ、なんと!本人が描かれたそうです。
それではメニューのご紹介。
・ロースかつ定食 1,800円
・ヒレかつ定食 2,300円
・並ヒレかつ定食 1,500円
・A定食(極上ロースとヒレかつ定食) 3,300円
・B定食(ロースとヒレかつ定食) 2,500円
・フォアグラとんかつ定食 3,600円
・本日のおまかせ定食 4,500円
・串かつ(2本)定食 900円
・串かつ(3本)定食 1,200円
※ご飯は1kgまでおかわりできます。
ヒレとロースの2種類のお肉を味わいたいのでB定食(ロースとヒレかつ定食)を注文。
最初に運ばれてきたのはてんこ盛りのキャベツ。酸味が効いたドレッシングがかかっています。
ほどなくして、B定食のロースとヒレかつ、そしてご飯の登場です!
冒頭にも記していましたが、使用されている豚肉は希少価値が高い鹿児島産「六白黒豚」です。
六白黒豚は、日本育ちの黒豚とイギリス生まれのバークシャー種が起源。この2つの品種が掛け合わさって、現在の鹿児島六白黒豚が誕生したといわれています。どちらも上質な肉質を誇る黒豚同士です。黒豚は出生数が少なく、成長も遅いので非常に時間がかかって出荷されます。
鹿児島六白黒豚は、鹿児島特産のサツマイモを餌として食べています。
手間暇かかる六白黒豚を中心とした黒豚は、数自体も少ないですし希少価値がとても高いです。
又、上質な肉質、アミノ酸有量が多く、肉繊維も細かく、脂肪分が少ないという事から、女性や中高年の方にも好まれている豚肉です。
写真奥の赤みのあるのがヒレ肉、手前がロースです。より美味しく食べていだだきたいとの思いがあり、食べる順序を教えてくれます。
まずは、ヒレをそのまま何も付けずに食べて、肉本来の旨味と甘味を味わいます。一口入れると、、、『やばっうまーーーーー!!!』
小さい子供でも噛みきれるほどのヒレ肉の柔らかさ。そして、後からくる肉の旨味が口の中いっぱいに広がります。
次は、小皿に盛られたトリュフ塩をお肉の断面に付けて味わいます。トリュフの香りと塩味がヒレに合って感動の旨さです。
続いてロース。左端の一番脂身が多いところに鹿児島産の甘い醤油を少しかけ、香川産のからしを付けて食べます。
ロース脂身の甘味が『うっ旨すぎる、、、!』。ご飯が次々に口の中へ入っていきます。
ちなみに、ご飯は1kgまでお代わりできる食いしん坊にはありがたいサービスです!
その後は、備え付けのピンクの岩塩やソースでいただきます。脂身の多いロースに酸味のあるソースをつけることで最後まで美味しく完食できました。
最後にお店のこだわりで、枕崎産の本枯鰹でとった熱々の出汁と、醤油で漬け込んだ生姜が出てきます。
風味や味が変わっていきますので、出汁は早めに飲まれることをおすすめします。
定食といえば、味噌汁かスープがついてくる所がほとんどですが、とんかつ紅の豚のこだわりは一味も二味も違いますね!
お会計後、代表の吉田さんに名刺をいただくと、そこには『日本一のとんかつ屋に成ります』と熱い想いが書かれていました。
「ありがとうございました」と両手を合わせお客様を見送る姿勢と、とんかつの旨さに感動し、美味しさの‟余韻”に浸れるお店です。
また食べに行きたいと思います。ごちそうさまでした。
とんかつ紅の豚
〒835-0006 みやま市瀬高町坂田1073
【営業時間】
ランチ 11:30〜14:30
ディナー 17:30〜21:00
【定休日】
不定休
【TEL】
0944-85-8399
【駐車場】
あり