国道3号線を久留米市から福岡方面へ上っていくと、筑後川を渡って約200~300mの左手側にある「丸星ラーメン(丸星中華そばセンター)」は、昭和33年から営業されている久留米を代表する豚骨ラーメンの老舗です。
メディアでもよく取り上げられるこの店には、多くの芸能人が訪れています。
以前、NHKのドキュメント72時間という番組で丸星ラーメンが取り上げられ、朝からラーメンを食べに来る人の映像が放送されており、それまでは朝からラーメンなんて考えたこともありませんでしたが、今では、年に1回くらいは朝ラーにやって来るようになりました。
筑後地区で朝早くからラーメン食べれるのは丸星ラーメンと広川町の三福ラーメンくらいですからね。
とんこつラーメンと言えば、「替玉」のイメージがあるかと思いますが、もともと久留米ラーメンに替玉はなく、福岡市の元祖長浜屋が発祥と言われています。今では久留米でも多くのラーメン店で替玉のシステムがありますが(現在も替玉をやらないラーメン屋さんもあります)、丸星ラーメンが久留米で初めて替玉のシステムを導入したとも言われています。
また、ラーメンの上に紅ショウガをのせるスタイルは丸星ラーメンが発祥だということです(久留米のとんこつラーメン屋さんにはだいたい紅ショウガがテーブルに置かれています)。
今回はそんな「丸星ラーメン(丸星中華そばセンター)」をご紹介します。
年季の入った店舗
創業当時から基本的に変わっていないと思われる店舗はかなり年季が入っています。
駐車場は店舗の両脇と向かい側にあり、店舗北側の駐車場は広々としているため、大型トラックでも十分に停めることができます。
昼時は特にお客さんが多く、行列が出来ることも多々あり、連休やお盆、正月ともなるとその行列はとても長くなりますが、回転率が速いため長い時間待つことはありません。
この日は、年1回の朝ラーだったので待つことなくゆったり座れました。
おみやげラーメンやおもちゃが並ぶ店内
店内に入るとすぐ左手に食券の券売機があります
おもちゃの販売や、
おみやげラーメンや丸星のインスタントラーメンの販売もされています。
店内にはカウンター席とテーブル席があり、全部で50人程度は座れるのではないでしょうか(数えていないので憶測です)。
メニュー
それではメニューのご紹介です。
- ラーメン 450円
- Wラーメン 550円
(麺が2玉入ります) - 替玉 100円
- ごはん 120円
- いなり(3コ入り)170円
- 焼きぶた 270円
- ゆで玉子 50円
- つけもの 250円
- アイスクリーム 140円
- おでん 1コ 90円
ラーメンを中心としたメニューですが、おでんも人気があります。
なお、Wラーメンは麺が2玉入っています。一般的に大盛りは麺1.5玉なので特盛って感じですかね。
ちなみに、このWラーメンっていうメニューは少し前まで食券で販売されておらず、ラーメンと替玉の食券を買って、「おばちゃんW(ダブル)で!」って言ってました。
この日は、ラーメンとWラーメン(麺2玉入り)をチョイス。
ラーメンとWラーメン
席に着くと、店員さん(おばちゃん)に見えるようにテーブルの上に食券を置いて、ラーメン〇杯とおばちゃんに聞こえるように言います。
おばちゃん達はとっても忙しいので大きな声で聞こえるように言わないと気付いてもらえるまで時間がかかります。
そして、待っている間に水やレンゲなどを自分で準備。水やお茶、レンゲ、取り分け用の器などはセルフです。
卓上調味料は、テーブルには紅しょうが、コショウ、替え玉用が準備されています。
そしてラーメン着丼。
チャーシュー、ネギ、のりが乗ったオーソドックスな久留米とんこつラーメンです。
そしてこちらがダブル!見るからに麺の量が多い。
白濁したとろみのある豚骨スープは濃厚で、その味わいは正に昔ながらの久留米とんこつ。とんこつらしさがありながらもあっさりしており、麺ともよく絡みます。
また以前は、漬け物意外あまり見かけることはありませんでしたが、最近はいつも無料のお惣菜(煮物や漬物)があるのもありがたいです。
今年の朝ラーも終わったし、来年はいつ行くかな!(昼間は年数回行ってます)
どうもごちそうさまでした!!
丸星ラーメン(丸星中華そばセンター)
【住所】
〒830-0002 久留米市高野2丁目7-27
【営業時間】
24時間営業
【定休日】
第2・第4木曜日
【座席】
カウンター席・テーブル席
【駐車場】
無料あり
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