2020年1月20日(月)、みやま市瀬高町の大江天満神社において「大頭流幸若舞」が五穀豊穣を祈って上演奉納されます。
今日に伝存する唯一の幸若舞として、日本芸能史の上でも極めて高く評価されており、国指定重要無形民俗文化財に指定されています。
幸若舞は室町初期の頃、武士道鼓吹の舞曲として始まり、足利時代より信長、秀吉をはじめ、徳川幕府の初期まで幾多の武将に愛好され、また諸国大名によって奨励されたため、大いに隆盛を決めました。
徳川の末期より、時代の流れ、趣味の変化、能曲、俗歌が盛んになるにつれて次第に衰え、その発祥地の福井県越前町でも後を絶ちましたが、福岡県みやま市瀬高町大江に「大江のめえ」とよばれて昔の姿をそのまま伝えられています。
大頭流の舞曲は全部で42番あり平家物語、源平盛衰記、義経記、曽我物語などが題材とされています。
五穀豊穣を祈って上演奉納される幸若舞。700年以上の歴史をもつ民俗芸能をご覧になってみませんか!
大頭流幸若舞の概要
- 【日 程】
2020年1月20日(月) - 【時 間】
開会式:午前11時半~
上演:正午~ - 【連絡先】※平日のみ
みやま市教育委員会社会教育課
TEL0944-32-9183 - 【曲 目】
濱出、日本記、日本記、扇の的
和泉ヶ城(三)、和泉ヶ城(四) - 【場 所】
大江天満神社舞堂
〒835-0019 みやま市瀬高町大江1488 - 【アクセス】
JR瀬高駅より徒歩20分
みやま市 公式ホームページ
「大頭流幸若舞」の詳細については、こちら↓よりご確認ください。