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さて、今回は筑後地区に「あいさつ日本一宣言都市」を宣言している自治体があるという噂を耳にしたので調べてみました。
ていうか、そもそも「都市宣言」って何だろ?ということでそちらを先に調べてみると「地方自治体が重要な政策課題などについて、自らの意思や主張、方針を明らかにするもの」と書かれているものがありました。
ということは、「あいさつ日本一宣言都市」を宣言している自治体っていうのはその名のとおり「あいさつ」を重要な政策課題と位置づけて、取り組みを進めているっていうことですね。
んで、その「あいさつ日本一宣言都市」はどこの自治体が宣言しているのでしょうか?
調べてみたらすぐに出てきましたのでさっそく答えを発表しちゃいます。
その自治体とは......
その自治体とは.......
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「みやま市」でした~。
ちょっと古いのですが平成21(2009)年3月18日にみやま市議会で「あいさつ日本一宣言都市」が全員一致で採択されています。
その内容は以下のとおりです↓
明るい家庭、住みよい地域は誰でも望む社会である。しかし、近年普通では考えられない親子間の殺人事件、またいじめによる自殺、殺すのは誰でもよかった無差別殺人事件などが多発している。これは親子のつながりや子ども同士の人間関係、地域の連帯感などが希薄化している証であると考えられる。そこで人間関係を結ぶ、また人間としての基本である元気なあいさつを市民一人ひとりが意識し実践するなら、家庭や学校、職場や地域が明るくなり、人の温もりを感じるみやま市になると考える。また、日本で一つしかないみやま市あいさつボランティア協会の活動により、あいさつ運動が盛り上がりつつある。 よってここにみやま市を「あいさつ日本一宣言都市」とすることを宣言する。
以上の宣言を具体化するため「みやま市あいさつ日本一運動推進組織」を構成し、
以下のような運動推進にあたっての取り組みが進められているんだとか。
平成21年(2009年)3月18日に、みやま市議会で「あいさつ日本一宣言都市・みやま市」が全員一致で採択されました。
それを受け市では、8月にあいさつ日本一運動推進室を立ち上げ、9月に市の各種団体の代表による推進委員会を設置し、運動に取り組んできました。
社会には、数えきれない多くのあいさつがあり、私たちは相手と接するとき、あるいは別れるときに、その言葉を上手に使い分けて、コミュニケーションをとっています。
あいさつは、他人同士が出会って接するとき、最初に投げかけられる言葉や仕草のことであり、人間関係をスタートさせるためのコミュニケーションの第一歩であり、基本といえます。
あいさつをするときのポイントは、「(あ)かるく、(い)つも、(さ)きに、(つ)づけて」とされています。まずは、相手にきちんと伝わるあいさつをするために、相手の目を見て、明るく、笑顔で、元気よく心を込めて声をかけることが基本となります。
気持ちの良いあいさつは、人と人とのつながりを深め、毎日をすがすがしく過ごすためにとても大切なものです。
犯罪を企てようとする者は、あいさつや声かけで目撃されることを嫌がり、悪巧みを止めるといわれています。地域でのあいさつ運動は、身近な犯罪を防ぐ上で大きな力となります。
出会った人に「あいさつ」を励行することで、登下校する児童や生徒たちの様子を見守り、地域の連携を強め、また不審者に対する抑止力が高まります。
地域社会の結びつきを強め、子どもたちがのびのびと育つ、安全で安心な住みよい社会を築くためにも、「あいさつ日本一運動」へのご理解とご協力をお願いし、ぬくもりを感じる「みやま市」となって欲しいと願っています。
まぁ~あいさつっていうのはコミュニケーションの基本だし、きちんとしたあいさつは、した側もされた側も気分が良いものです。
今でも場所によっては小学生や中学生も通学途中にあいさつしてくれる子がたくさんいます。親や学校のしつけの良さを感じるます。
そして、朝から笑顔と大きな声であいさつをお互いするのってとっても気持ちの良い1日になってくれる気がしますし、やっぱり人同士のつながりって大事だなって実感させられます。
街中で全く知らない人に挨拶っていうのはちょっと抵抗ありますが、単身世帯でも自宅近辺などではご近所さんに挨拶っていうのはあってもいいのではないでしょうか。
ということで今回はみやま市の「あいさつ日本一宣言都市」についてのご紹介でした。
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