みやま市高田町にある「柳屋食堂」。創業から50年以上経つその店にはラーメン仙人がいらっしゃいます。
店の場所と外観
店は、大牟田から柳川へ行く途中の国道208号線沿い、江の浦小前交差点の角にあります。地図で見るとココ↓
長屋の一角が店舗になっていますが、正直言ってあまりにも古い外観にここが店か!?と思いました。
店の前の駐車場は2~3台程度しか停められませんが、横にも更地の駐車場があり、そちらには10台くらい停められます。
ちょうど昼頃訪問したため、作業服姿の方や地元の方っぽい方々を中心に多くのお客さんで賑わっていました。
入るのを少しためらう入口には、消毒が設置されています。もちろん新型コロナ対策だと思われます。
外観のイメージは「昭和」で、この場所だけタイムスリップしたかのようです。
店内とメニュー
店に入ると目の前にはカウンター。10席以上はあると思います。
そしてすぐに立派なヒゲをたくわえたラーメン仙人の姿が!と思ったらなんと!!娘の腕をつかんで「おっちゃんと寝に来たとやろ?おっちゃんと寝に来たとやろ?」と声をかけています。
ビビッて仙人と目を合わせることの出来ない娘。それを察して手をはずしつつ「やっぱり子供はかわいかねぇ~」とつぶやく仙人。
子供好きなのはわかりますが、この発言は今のご時世、完全にアウトなやつです!
ですがここは昭和なので今回はセーフです。
ということで気を取り直して、店の奥側からカウンター方面を見るとこんな感じ↓
カウンター席の奥側には座敷の部屋がいくつかあるようです。
その座敷部屋のひとつに案内されました。店内もやっぱり昭和です。
卓上調味料と一緒に置かれている栓抜きを見ても昭和です。
メニューはカウンター席の壁側にあるだけで座敷には置かれていません。店員さんが「メニューはラーメンとちゃんぽんと焼きそばと焼きめしです。」と教えてくれます。
ちなみにチャーシューメンもあります。ですが、メニューに焼きめしはありません。裏メニューなのでしょうか。
- ラーメン 550円
- チャーシューメン 700円
- 大盛ラーメン 600円
- 大盛チャーシューメン 750円
- チャンポン 650円
- ヤキソバ 650円
- ライス(小) 100円
(大) 150円 - 焼きめし
- ビール
- 酒
大盛ラーメンと焼きめし
注文したのは大盛ラーメン(600円)と大盛焼きめし(700円)です。
焼きめしの値段はメニューにないのでわかりませんでしたが、お会計の時にラーメン代を差し引いた残りが700円でした。大盛りじゃない焼きめしの値段はわかりません。
注文から5分程度でラーメン着丼↓
どんぶりに柳屋食堂の文字があり、その隣に頭のハゲた人が描かれています。仙人です。
いい色してますね~。チャーシューの見た目もいい感じ。
まずはスープを一口。うまっ!濃厚なスープに
麺は久留米よりやや太めで大牟田よりはやや細めといった感じ。いい具合に豚骨スープが絡みます。
続いて大盛焼きめし↓
所々に赤いものが見えますがこれは紅しょうがです。
食べてみると紅しょうがの良い風味が口いっぱいに広がりますが、いやな感じではありません。あまり紅しょうがは得意ではないのですが、これは美味しい。
久留米の焼きめしってラーメンに負けないくらいこってりして味付けも濃いのですが、ここの焼きめしはラーメンの箸休めって感じ。おススメですし、昭和な味です。
ちなみにですがこちらの柳屋食堂は、東京にも支店というか系列店というか、数店舗あるのだとか。すごく意外です!
そして、ラーメン仙人の写真は撮っておりません。丼ぶりに描かれているものよりもっと仙人感がすごいのでぜひ直接ご確認を!
昭和感を堪能させていただきました。ごちそうさまでした!
柳屋食堂
〒839-0212 みやま市高田町江浦町545-1
【営業時間】
11:00~14:30
17:00~20:00
【定休日】
水曜日
【TEL】
0944-22-4599
【駐車場】
あり