このご時世、“餅”専門のお店、いわゆる餅屋さんってなかなか見かけませんが、八女郡広川町には4代続く老舗の餅屋さんがあります。
今回ご紹介するのは「野田眞木雄餅店」。創業は100年以上前の明治時代だということです。
国道209号線の一条交差点より広川方面(東側)に入り、知徳交差点をそのまま真っすぐ行って1分くらいの左手側、国道3号線からだったら川瀬交差点より西側に曲がり、高速道路の高架を過ぎて1分くらいの右手側に店舗があります。
こちらが店舗入り口↓
工場というか、製造する場所と店舗は一緒になっています。
お店では、ノーマルな餅をはじめ、かしわ餅やよもぎ餅、おはぎ(あんこ・青のり・きな粉)などが販売されています。
野田眞木雄餅店で使用されているもち米は、日本三大餅米どころとされる佐賀県神埼町の最高品種の「ひよく餅米」。あんこは北海道産の小豆を使用されています。
こちらの商品は、筑後市の「よらん野」や久留米市三潴町の「みづまの駅」などでも購入することが出来るほか、公式ホームページfa-external-linkから購入することも出来ます。
また、家を新築する際の上棟時に行う“餅投げ”用の餅や、子供の1歳の誕生日に行う“餅踏み”用の紅白餅も事前予約で注文することが出来ます。さらに、餅踏みに使う“わらじ”もあわせて販売されています。
今回購入したのはかしわ餅!餅がホントに“もっちもち”、そしてしっとりしており、あんこは甘すぎることなくさっぱりした上品な甘さで美味。
やっぱり餅は餅屋です!!
野田眞木雄餅店には、近くにある下広川小学校から職場見学に来るらしく、店内には小学生からのお礼文が張り出されていました。
地元に愛されているお店なんです。
お店に行くと、いつも80歳を超える人の良い感じのおばちゃんが接客してくれます。
おばちゃんいわく、「餅はあたしが丸めよるけんね~」ということ。
だから“さらに美味しい”んですよ!
だっておばちゃんが嫁いできたときはまだ2代目が現役の頃。その当時からずっとやってらっしゃるんですよ。
そして、おばちゃんの旦那さんが3代目で、息子さんが4代目なんです!
代々受け継がれるその味と製法がずっと続いていってもらいたいものです。
野田眞木雄餅店
- 【住所】
〒834-0121 八女郡広川町広川1516-3 - 【TEL】
0942-52-3839 - 【公式ホームページ】
http://www.noda-mochi.com/index.htmlfa-external-link - 【駐車場】
無料駐車場あり
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