筑後市や八女市をはじめ筑後地区のグルメ情報もちょこちょこ掲載している「筑後いこい」です。毎度ご覧いただいている方も初めての方もどうもありがとうございます。
さて、今回テイクアウトしてきたのは福岡県筑後市水田にある...
「炙焼 落武者」のとり皮(1本90円)。
(※価格はすべて2023年9月時点のもので税込です。)
こちらは、博多名物の串にぐるぐる巻いたとり皮を提供されている筑後地方では数少ないお店のひとつ。テイクアウト専門店です。
店主は学生時代(50年近く前)に、ぐるぐる巻きのとり皮発祥の店「焼きとり権兵衛」で働かれていたそうですが、学校を卒業後、遠方へ行きまったく別の仕事へ。定年を機に地元筑後に帰ってくると、ぐるぐる巻きのとり皮が流行っていることを知り一念発起でお店をオープンされました。
若い頃に叩き込まれた作り方は今でもしっかり体が覚えているんだとか。
正に「昔取った杵柄」ですね~。
ちなみに、本来であればとり皮以外にも焼きとりなどのメニューがあるのですが、店主が腱鞘炎のため現在は基本的にとり皮のみの販売です。
ということで、今回は「炙焼 落武者」さんをご紹介したいと思います。
グルグル巻きのとり皮
それではさっそく買ってきたとり皮をどうぞ↓
首の皮だけを使用したというとり皮は、丁寧に脂を落としつつ、タレに漬け込み、休ませながら4回から5回ほど焼くんだとか。
すごく手間がかかっているのに通常で1本90円という採算度外視の値段!
それではさっそくいただきます。
ひと口で一本の半分くらい一気にいっちゃうと....
美味~~~~!!
脂をしっかり落としてあるので、すっごくあっさりしつつも旨味はたっぷり!
甘すぎないタレの味がこれまた最高で、1人10本くらいは軽くいけちゃいそうです。
これなら皮が苦手な方や女性の方でも美味しく食べれるんじゃないかな~。
ちなみに、首の皮は一匹でこれだけ↓しか取れないんだとか。
とり皮一本につき、1.5匹分の皮を使われているそうです。
そして、焼く前の皮がこちら(白っぽいやつ)↓
最初は脂がしっかりのっているので厚みが結構あるんですね~。
一回焼いたものがこちら↓
まだまだ厚みがあります。
こちらが5回焼いたもの↓
ずいぶんスマートになってるし、タレがしっかり絡んで良い色してますね~。
これを持ち帰って、フライパンで油をひかずに炙ってやると表面が良い具合にカリッとなって、めちゃ美味なんですよね~。
記事書いてたらめっちゃ食べたくなっちゃったので近々また買いに行きます!
店主の腱鞘炎が早く完治しますように。どうもごちそうさまでした。
炙焼 落武者のメニュー
冒頭にも掲載したとおり店主が腱鞘炎のため基本的にとり皮のみですが、3日程度前までに予約すると以下のメニュー(全て対応できない場合あり)を用意することが出来るそうです。
とり皮は基本的に1本90円ですが、前日までに予約すると1本80円で購入することが出来ます。
また、毎月6の付く日は1本60円というとんでもない破格に!
70歳になられる店主ひとりでがんばられているお店なので、注文が混んでる時などは気長に待ちましょうね~。
炙焼 落武者の場所・外観
「炙焼 落武者」があるのは、水田天満宮・恋木神社から車で3分くらいのところ。水田中町交差点からみやま市方面へ県道791号線沿いにあります。地図で見るとここ↓
外観↓
駐車場は店の前にあります。
炙焼 落武者の店舗概要
〒833-0027 福岡県筑後市水田
営業時間
16:59~18:30頃
※上記時間にかかわらず出来るだけ予約時間にあわせてもらえます。
定休日
月曜日、火曜日
TEL
0942-52-8521
駐車場
あり
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