
2025年8月11日(月・祝)6時25分ごろ、福岡管区気象台は大雨と落雷及び突風に関する福岡県気象情報を発表し、引き続き11日昼前にかけて、線状降水帯が発生して大雨災害発生の危険度が急激に高まる可能性があるとしています。
気象台によると、九州北部地方にある前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定となり、引き続き、11日昼前にかけて、線状降水帯が発生して大雨災害発生の危険度が急激に高まる可能性があるということです。
このため福岡県では、11日昼前にかけて局地的に雷を伴った非常に激しい雨や猛烈な雨が降るおそれや、落雷や竜巻などの激しい突風が発生するおそれがあります。
気象台は、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫、土砂災害に厳重に警戒するよう呼び掛けています。
また、JR鹿児島本線では8月11日午前8時現在、門司港~荒尾など運転見合わせとなっていますのでご注意ください↓
【雨の実況】
福岡県では、降り始めからの降水量が400ミリを超えている所があり、宗像や福岡市小呂島では24時間降水量が観測史上1位の値となっています。 降り始め(9日3時)から11日6時までの降水量(アメダスによる速報値)
宗像 469.0ミリ
福岡市小呂島 396.0ミリ
小倉南区東谷 360.0ミリ
【雨の予想】
11日に予想される1時間降水量は多い所で、
福岡地方 70ミリ
北九州地方 70ミリ
筑豊地方 70ミリ
筑後地方 80ミリ
12日に予想される1時間降水量は多い所で、
福岡地方 30ミリ
北九州地方 30ミリ
筑豊地方 20ミリ
筑後地方 20ミリ
11日6時から12日6時までに予想される24時間降水量は多い所で、
福岡地方 180ミリ
北九州地方 180ミリ
筑豊地方 200ミリ
筑後地方 250ミリ
その後、12日6時から13日6時までに予想される24時間降水量は多い所で、
福岡地方 60ミリ
北九州地方 60ミリ
筑豊地方 50ミリ
筑後地方 50ミリ
※線状降水帯が発生した場合は、局地的にさらに雨量が増えるおそれがあります。
■関連リンク

大雨の影響でJR鹿児島本線の門司港~荒尾などで運転見合わせ(8月11日)

「カブトムシ・クワガタムシ展 in ゆめタウン久留米」 世界中の珍しいカブトムシやクワガタムシなどが登場!